熱帯魚・淡水魚

【アクアリウム】ブサ可愛い!淡水カジカを飼育してみよう。

ハゼに似ていて、ちょっぴりブサイクだけど憎めない顔をしている「淡水カジカ」。

淡水カジカは渓流魚になるので飼育が難しいですが、人懐っこいところがあり、苦労も忘れる可愛らしい魚です。

今回は淡水カジカについてまとめてみました。

カジカとは

カジカとは日本固有種で、北海道南部以南の日本各地に分布する。地方によっては、他のハゼ科の魚とともにゴリ、ドンコと呼ばれることもある。体色は淡褐色から暗褐色まで、地域変異に富んでいる。  〜ウィキぺディアより〜

一生を淡水で暮らすカジカの種類と、河川と海水を移動しながら暮らすカジカの種類がいます。

今回ご紹介する淡水魚のカジカの方は渓流、人が飲めるくらいの綺麗な渓流に住んでいますが、泳ぎは得意ではなく緩やかな流れの砂底を這う様に生活しています。

基本的に他の渓流魚は俊敏であり、素早い動きが特徴です。

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カジカを飼育する上でのポイント・難しいところ

Ⅰ隠れられるレイアウトを

大きさは最大でも十数センチにしかならないので、60センチ水槽に川でとってきた砂利と石を置き隠れる場所を作ることがレイアウト上大切です。
水槽からの飛び出しは余りありませんが、念の為の蓋は準備しておいたほうが良いです。

私は砂利を敷きますが、アカムシやイトミミズなどをエサによく使う場合は、砂利を敷くとその中に入ってしまい水質を悪くするため、敷かない人もいます。私は食べ残しが出ない程度の餌を与えること、清掃頻度を上げることでその対策としています。

また、水草は飼育することだけが目的であれば不要です。

Ⅱ渓流魚ならではの水質管理

渓流に棲んでいるため、流水掛け流し飼育が必須で、ろ過能力は強いほうがいいので、上部ろ過システムとエーハイムの密閉式を使っています。

また、夏は水温が高くなると魚が弱り、失ってしまうので水槽用のクーラーをろ過システムに組み込む必要があります。

縄張り意識の強い魚ですので、なるべく個数飼育にすることと生餌として川虫やミミズなどを与えています。

寄生虫や感染病(水カビ病・白点病)にも弱いのでしっかりした管理が必要です。

体も鱗がなく傷がつきやすいため、怪我をさせないようにレイアウトに配慮が必要です。怪我をしたり弱ってくると白い粘膜を出します。

淡水カジカの飼育方法

Ⅰとにかく丁寧な水作り

渓流魚なのでろ過能力は大きいほうが良いと思います。

また水質の急激な変化を嫌うため水替えは一週間に2~3回ほどカルキ抜きをした水を使って、少なくこまめにやっています。なるべく汚れがたまりやすい川底を掃除したいので、水替え用のポンプを使って砂利に突っ込んで汚れを吸い出すようにします。

全ての水を交換する際には、必ず魚を一時的に別のケースに移動する必要がありますが、この時に使う水も必ずカルキ(塩素)を抜いた水を使うようにします。水槽を洗う際には洗剤を使用することは厳禁です。

水温はなるべく20度を超えないようにして、水温のチェックや試薬を使って水質の変化はかなり注意してみると良いと思います。

ストレスを与えない飼育を

照明は明るすぎるとストレスを感じると思うのでなるべく暗めにしていますが、部屋がある程度明るければなくても良いと思います。シェルターを入れ暗い部分を作るのもカジカにとって良い環境となるので良いです。

エサは生餌として虫を捕まえてきたり、ミミズをガーデニング用のプランターなどで増やしてあげていますが、川に行ったときは川虫を取ってきて与えています。メダカを与える場合もあります。

人工飼料を与えている人を聞いたことがありますが自分自身、魚に与えても食べたこともありませんし、なるべく自然な形の状態を水槽の中に実現したいので生餌にこだわっています。

カジカは肉食性なので複数飼育はかなり大きな水槽を用意しないと難しいのかと思います。縄張り意識が強いのであまり密集してしまうとストレスを感じて寿命が短くなってしまうとかわいそうなので個数ごとに分けています。

単独飼育をオススメしますが、どうしてもの場合には「オイカワ」と混泳させてみましょう。但し、同等のサイズでなければなりません。注意観察が必要です。

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渓流魚、淡水カジカを飼育する難しさ

渓流魚は何かと気を遣う

渓流魚を飼うのはやはりかなり気を使います。水質がきれいで水温が低く安定していることが条件なので、その条件をクリアできずに病気にさせてしまったり、失ってしまったことはかなりあります。

かなり難易度の高い飼育だと思います。

このことから常日頃から水槽を見て、少しの変化も見逃さないようにしています。変化が少なければそれだけ対処するのにエネルギーがいらないので、水槽の観察には結構時間をかけるようになりました。

最後に・・・

美しい渓流の自然を自宅の水槽に再現しようと思いたって、渓流魚の中でも独特のフォルムと生態を持った淡水カジカに焦点を当てて飼育をしてきました。

淡水魚飼育は結構経験があり挑戦し甲斐がある一方、飼育自体は難しく思いました。しかし、渓流魚の警戒心のある生態と美しさにとても魅了されます。