熱帯魚・淡水魚

【アクアリウム】初心者でも安心。私の勧めるグッピーの飼い方や増殖方法。

初心者が気をつけるべき、グッピー飼い方

熱帯魚の入門として代表的な種であるグッピー、実際に飼ってみると意外と飼育が難しいです。

それは飼い方ではなく選び方に問題があるのです。

①グッピーの選び方

熱帯魚屋に行くと海外から輸入された安価なグッピーと、品種分けされた国産グッピー2種類が売られています。

ほとんどの方が安価な輸入されたグッピーを選ぶのですがここが間違いです。
海外で大量に養殖されたグッピーは、扱いも雑で日本に着いたときには体力を消耗しています。

輸入先の水とは違い日本の水に慣れていないので、しっかり水槽を立ち上げても購入してぽろぽろ失っていくのはこのためです。

上級者なら魚の状態をみて回復させる事が可能ですが、初心者には難しいと思います。
その為、初心者こそ国産グッピーを選ぶべきです。

グッピーを購入する際に選ぶポイントですが、尻尾がボロボロになっているものは避けてください。尾腐れ病の可能性と、弱って虐められている可能性があります。

体表に粘膜を出しているものや、白い異物が付いているものも避けてください。
綿被り病白点病の可能性があります。

水槽の前に立つと元気よく寄ってきて餌をねだる個体を選んでください。

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②飼い方に関して

水温は25~28℃で、弱酸性から中性の水質を保ってください。
元気な個体は非常に丈夫なので神経質になる必要はありません。

餌は市販のフレークを与えれば大丈夫ですし、えり好みせずどんな餌でも食べてくれます。
早く泳ぐのは苦手なので、強い水流は避けてください。

また、水草を入れるときは尻尾が傷つかないように、葉の柔らかい品種を選んでください。

③注意点

グッピーは卵胎生のため、卵ではなく子供を産みます。

ある日、朝起きたら小さい稚魚が泳いでいたなんてことも多々あり、ペアで飼育すればほぼ、水槽内で自然増殖します。

産まれた稚魚は非常に小さいので親に食べられてしまいます。

その為、グッピーを購入する際に産卵ケースと呼ばれる稚魚を隔離するケースを同時に購入することをお勧めします。

お腹が大きくなったメスを隔離しても良いですし、産まれた稚魚をスポイトで吸って移動させても構いません。

稚魚はフレークを小さく砕いてあげれば食べるはずです。

初心者が失敗しない、グッピーの選び方と増殖方法

初めて熱帯魚屋に行った時、今まで見たことも無いような魚たちが泳いでいました。

その中でも大きな尻尾で優雅に泳ぎ回るグッピーに目が留まりました。
様々な品種があり自分好みのカラーを選べる楽しさにどっぷりハマってしまいました。

水槽を立ち上げて購入したのですが、1週間ほどでぽろぽろ失っていきます。
水質には問題ありません。

初心者は、国産グッピーを飼う!

原因不明のまま試行錯誤して飼育しましたが、どうも上手くいきませんでした。

ある日、グッピーのブリーダーさんとお会いする機会があったので相談したところ輸入されたグッピーは、日本の水に慣らすひと手間が必要だと教わりました。

初心者の私にそんな技術はありませんので、お勧めされた国産グッピーを購入し無事、水槽内での増殖までこぎつけました。

産卵ケースを購入する!

子供が産まれて喜んでいたのですが見るたびに数が減っています。
よく観察していると親が追いかけて食べています。

また、上部濾過装置を設置していたのですが給水パイプから稚魚が吸い込まれています。
予想していなかった事態に焦りました。
そして産卵ケースという存在を知ってすぐに購入しました。

お腹の大きなメスがいつ産んでもでもいいように隔離したのですが、なかなか産みません。
ただの食べ過ぎ?と思って水槽に戻すと翌日には稚魚が泳いでいます。

私の技術では産卵時期まで予測することが出来ません。
そこで、小さいスポイトで稚魚を見つけ次第、隔離する方法を取りました。

水槽を変える

ろ過装置の給水パイプにはスポンジを巻いて稚魚が吸い込まれないように工夫しました。

稚魚は3か月も過ぎるとしっかり雄雌の区別が付くほど大きくなります。
水槽に放しても食べられることはありません。

1ペアだったグッピーは1年後には50匹以上に増えました。
想像以上の増殖力で水槽が小さく感じてきたので大きな水槽に移動です。
その後も順調に増えていきました。

同じ個体(親)同士の繫殖は避ける!

ある日、餌をあげるときに気が付いたのですが何匹か背中が曲がっている個体を発見したのです。

怪我でもしたのかな?と思っていたのですが日に日にそういう個体が増えてきました。
調べてみると同じ親から産まれた子供同士で増殖を繰り返していたため血が濃くなり奇形や虚弱体質の個体が増えていたのです。

慌てて新しい血を入れるため1ペア導入しました。

そして増えすぎないよう稚魚を隔離する水槽を立ち上げてオスメス分けて飼育するようになりました。

水槽という限られた空間で増殖する魚達にこんな問題があるとは想像もしていませんでした。

命をつなぐ事の難しさを勉強させてもらいました。

まとめ

その後、グッピーのブリードにどっぷりハマった私は、小さい水槽を何本も準備して品種ごとに管理しています。

最近では尻尾の形状に拘って自分好みの個体が産まれるようにブリードさせて、増えた個体は熱帯魚屋やオークションで販売しています。

大好きなグッピーを飼育してブリードすることで、楽しみながらお小遣い稼ぎが出来るようになりました。

国産グッピーと言っても価格はピンキリで、珍しい品種は1ペアで1万円を超えるものも居ます。

いずれは、自分でそういった個体が作り出せるようになりたいと思っていますが、ただ飼育するだけでも十分楽しめますし、自分だけの品種を作り出すのも楽しみの一つです。

グッピーと聞くと初心者向けの熱帯魚と言う人も居ますが、実は奥が深くて面白い熱帯魚だと思っています。

私のアクアリウム人生の出発点であるグッピーは、思い入れの深い魚です。