熱帯魚・淡水魚

【アクアリウム】オカヤドカリを飼育する方法!難しい?飼育前の注意点

オカヤドカリは名前の通り陸上で生活するヤドカリの仲間です。飼育方法は非常に簡単で、初心者でも簡単に飼育を楽しむことが出来ます。

寿命は10年ほどですが、大事に飼育してあげれば30年以上生きる個体もいるようです。

意外と簡単なオカヤドカリの飼育の方法

飼育に必要な備品として、水槽(蓋つきのもの)、エサ入れ水入れ保温器具敷き砂流木、を揃えます。

その他にも、エサや、飼育する場合の注意点なども、以下にまとめましたので参考にしてみてください。

水槽

水槽は脱走防止のため、きちんとが出来るものを選んでください。
飼育する個体数にもよりますが、4匹程度なら30cm水槽同居が可能です。

エサ入れ・水入れ・保温器具

エサ入れ、水入れは浅いお皿を使用します。

暖かい地域で過ごす生き物ですから水槽内を18~28℃に保つ保温器具が必要となります。
爬虫類用のヒーターを使用しても良いですし、暖房器具で室温を20℃以上に保っても良いでしょう。

敷砂

脱皮の時など砂に潜ることが多いので、たっぷり多めに敷き詰めます。
使用する砂は田砂か、パウダー状に粉砕されたサンゴ砂がお勧めです。

【その他敷砂が必要な魚】

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流木

オカヤドカリは夜行性のため、昼間は物陰に隠れる習性があります。
流木を入れて隠れ家を作ってあげて下さい。

乾燥を嫌いますので、1日おきに水槽内に軽く霧吹きをしてあげると良いでしょう。

最適な湿度は50~70%で、ヒーターや暖房器具で加温している場合は、湿度が低下しますので、まめに霧吹きで水分を与えて下さい。

餌に関しては雑食性で何でも食べ、野菜や果物、肉類などはバランスよく与えて下さい。

大型の熱帯魚用に販売されているペレットは、非常にバランスが良く腐敗しにくいため肉類の代用に最適です。

食べ残しは必ず取り除き、常に新鮮な餌が食べられるようにしてください。

定期的な清掃

オカヤドカリは生き物ですから、食べたら必ずをします。

熱帯魚や金魚のように濾過するシステムが飼育設備に付いていない場合が多いため、定期的な掃除が必要です。普段からフンは見つけ次第撤去し、2週間~1か月に一度、水槽から砂を取り出し綺麗に洗いましょう。

しっかり天日干ししてから水槽に戻してください。
乾燥に時間が掛かるので、予備の砂を用意しておくと便利です。

宿用の貝殻は常に入れておくこと!

長期飼育するにあたって忘れてはいけないのが、貝殻です。脱皮のたびに宿となる新し貝殻が必要となります。

自分が気に入った貝殻が見つからないと、同居しているヤドカリの貝殻を奪いに行くこともあります。その為、形状や大きさの異なる貝殻を、常に水槽内に入れておくことが大切です。

貝殻に関してはペットショップで売られているので、簡単に購入することが出来ます。

温度、湿度の管理

温度・湿度管理をしっかり行いバランスよく餌を与えれば、水槽内で可愛い仕草を見せてくれます。

熱帯魚や金魚のように大量の水を使用しませんから、置き場に困ることもありません。
ぜひ、可愛いオカヤドカリを家族の一員としてお迎えください。

オカヤドカリの飼育で失敗したこと

私はオカヤドカリを60cmの水槽で4匹飼育していました。

サンゴ砂をたっぷり敷いて流木と溶岩石をセットし、砂浜を再現したレイアウトでの飼育です。この飼育スタイルでも十分オカヤドカリの魅力を満喫出来ていたのですが、段々ともっと自然に近づけたいと思うようになりました。

そこで、思い切って飼育設備を変更しました。

爬虫類用ケージの準備

ハイタイプと呼ばれる三角屋根の爬虫類用ケージを準備しました。

このケージを選んだのは、屋根から遠赤外線の出るヒーターを設置するためです。

たっぷりのサンゴ砂を斜めに敷き詰め、水槽の3分の1ほどに水たまりを作りました。
小さいろ過装置を設置して、水は常に浄化されるよう工夫しました。

レイアウトでの成功

水場には海水を使用して、トビハゼを入れました。

水辺と砂浜を、水槽と言う限られたスペースの中で再現させたかったのです。
見た目も完璧に仕上がりオカヤドカリが自然の中で暮らしているような状態を観察できるようになったのです。

これは大成功で、それぞれ生き生きと動き回っていました。

レイアウトの失敗①

ここで辞めておけばよかったのですが、アクアリストという生き物は常に進化を求めます。
さらに自然な感じを再現するために、マングローブの苗も植えました。これが大失敗で、マングローブの苗は1週間ほどでオカヤドカリに食べられてしまいました。

仕方が無いと諦めてそのまま放置していたらある日、水槽内から悪臭がするのに気が付きました。慌てて確認するとマングローブの残された根が腐敗していたのです。

飼育していたオカヤドカリとトビハゼは元気だったので、慌ててサンゴ砂をすべて取り出し洗浄して天日干ししました。

危うく中の生き物たちを殺してしまうところでした。

この経験から、エサとなるものはレイアウトとして絶対に入れないと決めました。
グリーンのアクセントが欲しい場合は、熱帯魚飼育で使用するプラスチック製の水草を植物に見立てて、レイアウトすることをお勧めします。

レイアウトの失敗②

もう一つ、私はこのレイアウトで大きな失敗をしています。それは溶岩石を複雑にレイアウトし、それを組み合わせてかっこいいレイアウトを組んだのです。

夜行性のオカヤドカリは、明るくなると隠れ家を探して移動します。この時、貝殻が引っかかり身動きが取れなくなってしまったのです。

私が気が付いた時には、脱出しようともがいたため体力を消耗して弱っていました。
だらりと貝殻から身が流れ出るような姿になってしまい、このヤドカリは数時間後に亡くなってしまいました。

完全に飼育者である私のミスで、それからの陸上のレイアウトは、シンプルにまとめ隙間を多く作るようにしました。

まとめ

大事に飼育すれば、非常に長寿な生き物です。

工夫次第で自然に近いレイアウトを作って、野生の中で暮らしている姿を再現できます。
ぜひ、皆様も自分好みの飼育スタイルでオカヤドカリを楽しんで下さい。